※個人の意見と頭のゴチャゴチャの整理
「舞台のことを聞け」
ごもっとも。
「今さら掘り返してくるな」
今さら、なのかなぁ…
「『Onlyにならないでくださいね』とか全然面白くない」
わっっっかる。あれは寒い。
増田貴久が主演をつとめる舞台
「Only You ~ぼくらのROMEO&JULIET~」が初日を迎えた
最初の数行は、それに伴い増田貴久が取材を受けた時の記事
を読んでの感想?ツイート?で目についたものである
(勿論、「黒髪~」「32歳??」というものが圧倒的であった。)
舞台の取材で舞台以外のことを聞くのは反則ではないか。と
わたしもおもう。それは分かる。
ただ、増田貴久がNEWSのメンバーであり、
避けて通れぬ道なのだとも思う。
言い方が悪いが、「仕方の無いこと」だと思う。
KIICHIROや増田貴久の◯◯、クラウド、NEWS RING、増田貴久代理のKちゃんNEWS、7月4日のKちゃんNEWSのオープニング、MUSICDAYで神妙な面持ちでお辞儀する姿。
NEWSを追いかけている者としては多くの場所で4人の謝罪をみてきた。その度に、わたしは「もういいよ」と思った。
「もう十分だよ」「帰ってきてくれてありがとう」と思った。
しかし、全国ニュースでは小山復帰以来何の報道もない(はず)
つまり、増田貴久の姿をみて「そういえば小山のことはどう思っているの?」と聞くのは、とどのつまり至極真っ当なことだと、わたしは思う。
同じメンバーである限り、その責任は付き纏うのだから。
そして、わたしは増田貴久がこのことを話してくださったおかげで今回の騒動について、本当の意味で向き合えた。
そのことについてだらだらと書いてみることにする。
わたしは、Twitterに流れてきた噂で初めて知った。
その時は「三次元だからプライベートがあるのか…」と若干のショックを受けていた。なんせ今まで落ちた男は二次元から2.5次元だったためである。しかし「まぁジャニーズ強いから」と世間に出ることは無いと思っていた。
しかし、LINE NEWSになった。友人AからLINEがきた。「みんなLINE NEWSみるんだぁ」なんて呑気に思っていた。
そして、全国区で報道された。NEWS、まっすーだけになるんじゃないん?wwと面白がるLINEが友人Bからきた。普通にムカついた。
でも、何とかなるって思っていた。友人AからLINEがきた
「小山大変じゃん」に対して、ちょっと遅くない?と思いつつ、ふとTwitterを開くとトレンドには
小山慶一郎、小山、活動自粛、厳重注意、NEWS、加藤
カツドウジシュク。ゲンジュウチュウイ。コヤマ。
何がなんだか分からなかった。
でも、足はまだ学校に残っているであろう小山担の元へ向かっていた「まだいてくれ」「どういうこと」「何がおこった」「あの子は大丈夫か?」「この報道が出たのはどれくらい前?」「まだあの子は知らなかったらどうする?」「わからない」
頭の中で色んなことが渦巻いた。それでも止まらなかった。止められなかった。わたしは会わなければならないと思った。示し合わせたように自分の居場所を数時間前に伝えてくれていた小山担に、彼女に、会わなければ、会ってからのことは会ってから考えよう、彼女の姿をみたい。
そして教室に入って、彼女の名前を呼び、見つけた瞬間、走り寄り、抱きついた。細い彼女の身体が一層小さく思えた。
ふと目を移すと、彼女が開いていたブラウザには「小山慶一郎、活動自粛」の文字。
「あぁ知ってたのか。そうか」と妙な安心感を抱きながら「どうしよう」しか言えなかったように思う。結局、会ってもなにも考えられなかったのである。
正直もう覚えていないけれど、一緒にevery.での小山慶一郎の謝罪を見て、二人で項垂れた。気力が全て削がれていた。
ただ、わたしは阿呆なので「シゲアキの厳重注意もキツい」などと言ってしまった。あの時のわたしを殴りたい。
今ならわかる。
活動自粛と厳重注意はちがう。全く違う。
わたしの担当は、厳重注意を受けたわたしの担当は、今日もテレビで元気な姿を見せてくれた。可愛い笑顔が見れた。
しかし、復帰したはずの彼を平日の夕方見ることはない。
活動復帰しても活動が制限されている。自粛は、自ら進んで行動を慎むことであるが、他の圧力がかかっていることは言うまでもない。
活動自粛とは、こういうことなのか。と今日わかった。
自担の笑顔で、他担の悲しい事実を知った。
彼女に酷いことを言ったと気づいた。本当にすまない。
報道された直後は「成人と偽ってたのが明らかに悪い」としか思っていなかった。しかし、未成年に酒を呑ませた。ではなく、
酒のイッキを煽った。
という点では、未成年であろうが、成人していようが、関係ない。
明らかに非は小山・加藤にある。
イッキは命に関わること。ということは今は大学生でも知っている。報道に携わる彼らなら尚更であろう。
しかしながら、彼はそれを行った。それを止めなかった。場の空気で。なんて言い訳は通用しない。
仮にその未成年の女性が命を落としていたらと背筋が凍る。
それほどのことを彼らはしたことに、彼らの謝罪を聞いた2日後にわたしも気づいた。
それでも自分の次に可愛いのは自担なわけで、好きな4人なわけで、それはまぁ贔屓目にみてしまいますよ。
「もういいじゃん」「世間は彼らに何を求めているの?」「どうせ忘れてたくせに」「普段は興味ないのに噛み付くなよ」
など、外野に対する怒りがでてきた。正確に言えば
もしかしたら4人で活動してくれないかもしれない不安
を見ないために、不安を怒りに変えていた。
実際、外野から直接ヤジを受けたこともあった。
「NEWS解散するんじゃない?」と笑いながら言われた。
気に止めなければいいものを、痛いところ突かれて、
そんなことない!!味スタだって!ゼロの友情出演だって!
15周年だよ?盛大に!4人でお祝いするんだよ!ありえない!
解散なんて絶対ありえない!!
と喚いていた。勿論、口には出さなかったが。自分の今、1番弱いところを見ないように、泣きそうになるときに、怒っていた。八つ当たりしていた。
わたしは、彼らの失態を知ってから今日の増田貴久の言葉を聞くまで、ずっと不安で不安でたまらなくて
外野に八つ当たりをしていた。
BLUEがオリコン1位になろうが
ゼロの主題歌がNEWSになろうが
15周年ライブの名前が決まろうが
音楽番組への出演が決まろうが
数々の雑誌で表紙を飾り特集を組まれようが
彼らのラジオを聞こうがテレビを見ようが
「解散したら、どうしよう。」
心の奥深くでずっと思っていた。
1位になったからなに?
最後のドラマになるのかな?4人での最後の曲なのかな?
急に中止になることもありえるよね?
また世間から叩かれて嫌になってしまわない?
いつ撮ったやつか分からないよね?
いま彼の口から解散とか言われたらどうしよう?
どれだけ嬉しいお知らせがきても、あれ以来、「だからなに?あんなことがあったんだよ?」という自分がいた。すべてを負の方向にもっていっていた。
つまり、
外野の声に振り回されていたのは、
「辞めろ」「解散しろ」という声に毒されていたのは、
NEWSの4人を信じていなかったのは、
わたし自身だった。
そのわたしの目を覚ましてくれなのが今日の彼の言葉だった
https://mdpr.jp/news/amp/1779215?__twitter_impression=true
騒動もあったため、「Onlyにはならないで下さいね」と記者から声をかけられると「それはならない」と笑顔で即否定し、「心配をかけてしまったということに対してはしっかりと向き合って、皆で頑張って足並み揃えて一歩ずつ進んでいきたい」と改めて真摯に答えた。
この「Only~」の質問なのがほんっっっとうに癪なんですけど
「それはならない」と笑顔で即否定
この文章を見た時に、
心の奥の底知れぬ不安が、
聞きたくない外野の声が、
「解散したら、どうしよう」という毒が、
抜ける音がした。
「なんだ。解散しないんだ。」と。
いま考えれば馬鹿である。わたしは世界で1番の馬鹿で阿呆である。
小山慶一郎が帰ってきた時点で、
こんなにもNEWSを愛している人達がいる時点で、
大丈夫だったではないか。
4人で頑張っているではないか。
解散なんてこっちが考えるのが烏滸がましいではないか。
暗示から解かれた。暗い部屋に光が差した。
そうして、わたしの中では、今回の騒動が一段落した。
ここで、めでたしめでたし。とはならない。
あくまで一段落である。
後編があるかもしれない。
三部構成かもしれない。
科捜研の女並にシリーズ化するかもしれない。
それでも、どうか、増田貴久が
「それはならない」と笑顔で即否定した事実を胸に。
強く、逞しく、生きていってください。
「Only~」質問したやつは一張羅にグリッターぶちまいとけ。
全然面白くないんだよ、ばーか。
BGM:ノンフィクション とか
ちゅんた